マルチーズの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|涙やけ・外耳炎・心臓疾患など注意すべき病気まで
マルチーズはふわふわの純白の美しい被毛が特徴で、つぶらな大きな瞳が愛らしく海外諸国では古くから愛玩犬としての歴史が長い犬種です。日本でもシングルコートの絹糸のような被毛・鼻や唇・目・脚の裏・瞳などは黒くて可愛らしいため、定着した人気があります。人懐こく甘えん坊の性格をしており初心者でも飼いやすい犬種で、体重は3.2kg未満の小型犬に分類されます。この記事ではマルチーズの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
マルチーズの性格と基本的な特徴
マルチーズは明るく活発な性格をしており遊びが大好きなので、おもちゃで遊んだりスキンシップを取ることでよく懐いて忠誠心が強くなります。マルチーズの飼い方は遊びが好きで運動を好む傾向があるため、1日に2回程度散歩をさせてあげると良いでしょう。マルチーズは飼いやすい犬種ですが、甘やかすと噛み癖・吠え癖などの問題行動が見られることがあります。生後2ヶ月頃になると基本的なしつけ・トレーニングを行うことで問題行動が少なくなりお留守番もしやすくなります。
マルチーズの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 3.2kg未満(小型犬) |
| 毛色 | ピュアホワイト(純白)のみ |
| 被毛タイプ | シングルコート。絹糸のような直毛の純白の被毛が特徴 |
| 性格 | 人懐こく甘えん坊・明るく活発・遊び好き |
| 平均寿命 | 13年前後 |
マルチーズは人に抱かれるのが好きでとても愛らしい犬種ですが、かまいすぎるとお留守番をさせる時に寂しがることが多いです。飼い主が急用や仕事などで家を空ける機会が多いため、かまいすぎず1匹だけの時間を持たせることで飼いやすくなります。生後2ヶ月頃からペットホテルや動物病院のスタッフに慣れさせることで、お留守番をさせる時も大人しくなります。災害時などもボランティアのスタッフにお世話になることがあるので社会性を身に付けさせておくことが大切です。

マルチーズの被毛のケアと日常管理
マルチーズは純白の絹糸のようなシングルコートの被毛が魅力なのでブラッシングはこまめに行うことが大切です。ブラッシングをすることでスキンシップが取れますし抜け毛をきれいに取り除いたり毛艶を良くする効果があります。犬用の専用ブラシを使用して優しく丁寧にブラッシングをしてあげることが大切です。マルチーズは直毛の美しい被毛が特徴なので自然に伸ばすことが多いですが、ヘアカットをすることで生活がしやすくなります。定期的にシャンプーをすることで皮膚を清潔に保つことができるため皮膚疾患を予防することができます。
マルチーズは皮膚疾患にかかりやすい犬種なのでブラッシングをする時に皮膚に赤み・湿疹などの異常がないか確認してあげましょう。散歩に連れていくとマダニやノミなどの寄生虫の原因になるため定期的に動物病院で駆除薬を処方してもらうことが大切です。マルチーズは涙やけをしやすい犬種なのでペット用シートなどで顔を拭いてあげることが大切です。小型犬なのでフードを選ぶ時は小粒タイプで咀嚼がしやすく総合的な栄養が含まれているフードを選びましょう。マルチーズは熱中症にかかりやすいため、暑い時期に散歩に連れていく時は涼しい時間帯を選んだり時間を短縮させるなどの工夫が必要になります。
マルチーズがかかりやすい病気
マルチーズがかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| 涙やけ | 先天的に鼻涙管が閉塞しやすく涙が流れ続ける。目の周囲が汚れやすい | ペット用ボディシートでこまめに拭く。動物病院で鼻涙管を洗浄 |
| 外耳炎 | 垂れ耳で湿気がこもりやすい。頭を頻繁に振る・脚で掻く・耳から悪臭 | 動物病院で外耳を清潔にした後に点耳剤で治療 |
| 皮膚疾患 | 皮膚に赤み・湿疹などが見られる | 定期的なブラッシング・シャンプーで予防 |
| 心臓疾患 | マルチーズはかかりやすい傾向がある | 定期的な健康診断・血液検査 |
涙やけは痛みなどがないですが流れる涙を放置しておくと皮膚疾患の原因になるため、ペット用ボディシートなどでこまめに拭いてあげることが大切です。怪我などが原因で涙やけになることがあるため外傷などがないか確認してあげることが大切です。外耳炎を防ぐためには外耳を清潔に保つ必要があるため動物病院の獣医師に正しいお手入れの方法を指導してもらいましょう。
栄養バランスが良く良質なタンパク質中心のフード・ウェットフードなどを適量与えてあげるようにしましょう。健康な愛犬の場合は総合栄養食で問題ないですが病気治療中の場合は療養食に切り替えることが大切です。マルチーズは心臓疾患にかかりやすい傾向があるため定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

マルチーズの室内飼育と高齢期のケア
マルチーズは体重が3kg前後の小型犬なので室内飼育が基本になっています。犬は人間とは違って発汗できる汗腺がほとんどないため体温調節が難しく体調を崩しやすい傾向があります。マルチーズは7?8歳頃にシニアの年代になるため暑さ・寒さに敏感になるので室内の空調を整えてあげることが大切です。マルチーズは甘えん坊で抱かれるのが大好きですが、ケージやサークルに入れて1匹だけの時間を持たせることで十分な睡眠・休息を取ることができます。
シニアの年代になると関節に痛みが出ることがあり若い頃と比べると運動量が減ってくることが多いです。高齢になってもある程度の運動は必要なので短い時間だけ散歩に連れていったり脳を活性化させるために散歩コースを変えるなどの工夫をしましょう。マルチーズは高齢になると認知症などの病気にかかりやすくなるため、脳の血流を促進するサプリメントなどを服用させるのも良いでしょう。地元で評判の高い動物病院を探しておいたり、休日の診察・治療に対応している病院も見つけておくといざという時に慌てずに済みます。
まとめ
マルチーズは海外諸国でも愛玩犬としての歴史が長く、人懐こく甘えん坊の性格をしています。初めて犬を迎え入れる方でも飼いやすい犬種ですが、基本的には室内飼いを行いブラッシングや涙やけのお手入れをしましょう。シングルコートのふわふわした純白の美しい被毛・ぱっちりした黒い瞳が特徴の愛らしい小型犬です。
マルチーズ飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重・毛色 | 3.2kg未満・ピュアホワイトのみ |
| 散歩 | 1日2回程度が目安 |
| 被毛ケア | 毎日のブラッシング・定期的なシャンプー・ヘアカット |
| 注意すべき疾患 | 外耳炎・涙やけ・皮膚疾患・心臓疾患 |
| 平均寿命 | 13年前後 |
| 健康診断の目安 | 7?8歳以降はシニア期。定期的な検診を推奨 |
マルチーズは活発で遊び好きなのでおもちゃを使って遊んであげたりスキンシップを取ることで忠誠心が強くなります。幼少期から動物病院のしつけ教室に通うことで噛み癖や吠え癖などの問題行動を減らすことができます。健康管理をきちんと行うことで長生きさせることが可能です。ぜひマルチーズを迎え入れてみてはいかがでしょうか。
ご覧いただきありがとうございました。