パグの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|皮膚疾患・外耳炎・角膜炎など注意すべき病気まで
パグは鼻ぺちゃで顔にしわがあり垂れた耳・大きな黒い瞳が特徴でとても愛嬌のある可愛らしい外見をしています。中国では古くからの長い歴史があり18世紀から19世紀のヨーロッパでは貴族・王族などに愛されてきました。大人しく明るく優しい性格を持っており鳴き声が小さくあまり吠えないので犬を初めて迎え入れる方も育てやすい犬種です。平均寿命は13?15年で短頭種の中ではやや寿命が長めです。この記事ではパグの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
パグの性格と基本的な特徴
パグは優しく穏やかな性格をしており寂しがり屋なので番犬や長時間のお留守番にはあまり向いていません。長時間家を空ける時は他の家族にお世話をしてもらったりペットシッターに来てもらうと良いでしょう。パグは運動や散歩をするのが好きなので雨の日はペット専用ウォーキングマシン・おもちゃなどで遊ばせてあげると良いでしょう。やや太りやすい体質なので適度な運動は欠かせないため、ドッグランに連れていったり1日10?20分の散歩を朝晩2回程度連れていくと良いでしょう。
パグの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 成犬になっても8kg前後(小型犬) |
| 毛色 | シルバー・アプリコット・フォーン・ブラックなど |
| 性格 | 大人しく明るく優しい・人懐こい・寂しがり屋 |
| 平均寿命 | 13?15年前後(短頭種の中ではやや長め) |
| 向いている飼い主 | 初心者・高齢者でも飼いやすい。家族が多い環境に向いている |
パグは短頭種なので暑さや寒さに弱い傾向があるため寒い時期はホットカーペット・毛布などを使用したり暑い時期はエアコンなどで湿度や気温を一定に保つようにしましょう。パグは短頭種なので暑さに弱いため暑い時期は散歩の時間を短くしたり涼しい時間帯を選んで散歩をさせるなどの工夫が必要です。散歩から帰ってきたら新鮮な水をたっぷりと飲ませて十分な休息・睡眠を取らせてあげましょう。

パグの暑さ・寒さへの対策と健康管理
パグは暑さ・寒さに弱いので室内で飼うのが基本です。寒い時期はエアコンで室内を暖めたり毛布やブランケット・ホットカーペットなどで保温をしてあげましょう。保温性の高いペット服を着せてあげることで室内で快適に過ごすことができます。暑い時期は涼感素材のペット服を着せてあげたり強い日差しを避けるためにブラインドや遮光カーテンなどを使用することも大切です。エアコンを使って室内を涼しくしたりたっぷりと新鮮な水を与えてあげるようにしましょう。
パグは7?8歳を過ぎるとシニアになるためがんや慢性腎不全などの病気にかかりやすくなります。定期的に健康診断や検査を受けたり体重減少・食欲不振・元気がないなどの変化がないか注意深く観察するようにしましょう。がんは初期段階では自覚症状が少ないため早期発見・治療が大切な病気です。栄養バランスの良い総合栄養食が基本ですが持病がある場合は療養食に切り替える必要があります。
パグがかかりやすい病気(皮膚疾患・外耳炎)
パグは垂れ耳で耳の中・顔にしわがあるため、しわの部分に皮脂や汚れが溜まりやすく皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。普段の生活ではペット用ボディーシートを使って顔を優しく拭いてあげたり食事が終わった後は口元の汚れを拭いてあげて清潔を保つことが大切です。アトピー性皮膚炎はダニやノミなどに寄生されたりアレルゲンの食材を食べることで発症します。
パグがかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| アトピー性皮膚炎・皮膚疾患 | しわに汚れが溜まりやすい。強い痒み・皮膚の赤み・湿疹 | グレインフリーのフードへ切り替え・ノミ・マダニ駆除。内服薬・外用薬で治療 |
| 外耳炎 | 垂れ耳で湿気・汚れが溜まりやすい。耳を掻く・悪臭・痒み・痛み | 動物病院で耳を洗浄後に点耳剤で治療。定期的な耳のケアが重要 |
| 角膜炎 | 短頭種で目が大きいため角膜が炎症を起こしやすい | 定期的に動物病院で目の検査を受ける |
| がん・慢性腎不全・心臓病・歯周病(7歳以降) | シニア期にかかりやすくなる。食欲不振・体重減少・元気がない | 定期的な健康診断・血液検査。早期発見が重要 |
皮膚に強い痒みや皮膚の赤みが見られる場合はダニやノミが寄生している可能性があるため動物病院の獣医師に皮膚の状態をチェックしてもらい専用の駆除薬を処方してもらうと良いでしょう。小麦や大麦・とうもろこしなどの穀類はアトピー性皮膚炎の原因になるため無添加で安全性に優れたグレインフリーのフードに切り替えることで症状が改善することがあります。耳を痒がって掻いていたり耳から悪臭がする場合は動物病院で診察を受けて耳の洗浄・点耳剤などの治療を受けることが大切です。

パグのしつけ・トレーニングのポイント
パグは人懐こく優しい性格をしており鳴き声が小さく無駄吠えが少ないので犬を飼った経験がない方でも育てやすい犬種です。育て方によってはわがままになってしまったり噛み癖ができてしまい他の犬や人などを傷つける可能性があるため生後2ヶ月を過ぎたらしつけやトレーニングが必要です。飼い主とパグの間に主従関係を作ることで忠誠心が強くなり従順で育てやすくなります。噛み癖などの悪い癖が出ている場合はなかなか改善しない時は動物病院のしつけ教室に通ったりドッグトレーナーの指導を受けると良いでしょう。パグは頭が良いのできちんとしつけ・トレーニングをすることで社会性が身に付きますし飼い主や家族とも信頼関係を作ることができます。
パグを初めて迎え入れる時はペットサークル・ペット用キャリー・フード・フードボウル・水飲みボウルなどが必要です。トイレ用シート・トイレ・爪切り・犬専用ブラシなども必要なので用意しておきましょう。パグはブラッシングをすることで艶や光沢のある被毛を保つことができます。ブラッシングをして抜け毛を取ってあげたり体に触れてあげることでコミュニケーションが取れます。
まとめ
パグは大きな黒い瞳・垂れた耳・しわのある表情豊かな顔立ち・筋肉質でしなやかな体が特徴でとても愛らしい外見をしています。短頭種の中では寿命が長いほうなので定期的に健康診断・検診・治療を受けることで寿命を延ばすことが可能です。
パグ飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 成犬で8kg前後(小型犬) |
| 散歩・運動 | 1日10?20分の散歩を朝晩2回程度。暑い時期は短時間・涼しい時間帯に |
| 被毛ケア | 定期的なブラッシング。顔のしわは毎日清潔に保つ |
| 注意すべき疾患 | 皮膚疾患・外耳炎・角膜炎・シニア期のがん・慢性腎不全 |
| 平均寿命 | 13?15年前後 |
| 健康診断の目安 | 7?8歳以降はシニア期。定期的な検診・血液検査を推奨 |
パグは角膜炎などの目の病気・がん・外耳炎などの耳の病気・皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。基本的な飼い方を知っておくと忠誠心が強くなり従順な性格になります。参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。