ヨークシャーテリアの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|尿石症・皮膚真菌症など注意すべき病気まで
ヨークシャーテリアは直毛でシングルコートの美しい被毛をしており、宝石のような黒い瞳・コンパクトな体・可愛らしい外見をしています。イギリス原産のテリア種で性格は明るくて活発で運動が好き、人懐こい性質なので飼いやすい犬種のひとつです。無駄吠えが少なく忠誠心が強いので、しつけやトレーニングをきちんと行うことで社会性が身に付き飼いやすくなります。この記事ではヨークシャーテリアの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
ヨークシャーテリアの性格と基本的な特徴
ヨークシャーテリアは用心深い性質を持っているため、知らない人や初めて会う犬には吠えたり威嚇をすることがあります。社会性を身に付けるためにドッグランや動物病院に連れていくことで他の犬に威嚇をしなくなり、ペットホテルやペット美容室でも大人しくなって他の方がお世話をしやすくなります。ヨークシャーテリアは体が小さいですが気が強く自立心が強いため、きちんとしつけをするとお留守番にも慣れてきます。
ヨークシャーテリアは頭が良いので幼少期からきちんとしつけをしないとわがままになってしまうことがあります。従順で忠誠心を持たせるためには飼い主と主従関係を作ることが大切です。主従関係を作ることで飼い主と良好な関係を保って、大切なパートナーになれます。生後2ヶ月頃からしつけやトレーニングを行うことで育てやすくなります。

ヨークシャーテリアの被毛のケアとヘアカット
ヨークシャーテリアは直毛で美しい被毛を持っており、長く伸ばしていると可愛らしいですが、毛質が細いので絡まったり静電気が発生しやすい傾向があります。艶や光沢のある被毛を保つためには毎日のブラッシングが必要なので優しく丁寧に梳いてあげたり抜け毛をこまめに取ってあげることが大切です。
ヨークシャーテリアの被毛ケアポイント
| ケアの種類 | 内容・頻度 |
|---|---|
| ブラッシング | 毎日必須。毛玉・静電気を防ぐために優しく丁寧に |
| ヘアカット | ペット美容室で定期的に。暑い時期は短めにカットすると涼しく快適 |
| シャンプー | 定期的に実施。シルクのような被毛を清潔に保つ |
| 寄生虫チェック | 散歩後は皮膚の赤みや脱毛がないか確認。3?5月以降は特に注意 |
ヨークシャーテリアの子犬の時期はブラックとタンの毛色をしており、成犬になるとダークスチールブルーになります。体は小さいですが、ストレートのきれいな被毛は長く伸ばすと存在感があります。
ヨークシャーテリアがかかりやすい病気:尿石症
ヨークシャーテリアは尿石症などの泌尿器系の病気にかかりやすいため、病気を予防するための飼い方を知っておくことが大切です。尿石症はミネラルバランスの悪いフードを食べることで結石ができやすくなるため、リンやマグネシウムの含有量が少ないフードを選んで与えることが大切です。
尿石症は痛みを感じるため排尿時に鳴いたり尿が出にくくなり、長い間トイレで座っていることが多くなります。ペットシーツに血が付いていたり尿の色が濁っていないか確認をしてから早めに動物病院の獣医師に診てもらいましょう。尿石症は放置すると悪化して尿毒症や腎不全などの重篤な病気の原因になるため、早い段階での治療が必要です。
ヨークシャーテリアはオスに尿石症が多い傾向があるので、去勢手術後に肥満になるとかかりやすくなるため、適正体重を保つための努力が必要です。あまり水を飲んでいないとかかりやすくなるため、新鮮な水をたっぷりと飲ませるなどの工夫をしましょう。動物病院では病気が診断されると内服薬を処方してもらえるので根気よく続ける必要があります。

ヨークシャーテリアがかかりやすい病気:皮膚真菌症
ヨークシャーテリアは皮膚疾患にかかりやすい傾向があるため、定期的にブラッシングをしたり皮膚を清潔に保つためのシャンプーが必要です。皮膚真菌症は真菌(カビ)が原因で発症する皮膚疾患で、四肢の周囲に円形の脱毛が見られたり皮膚の痒み・赤みなどが見られます。皮膚疾患は目で見て確認できるため早期発見しやすいですが、他の犬や人間にも感染するので早い段階での治療が必要です。
動物病院の獣医師は病気を診断したら抗真菌剤を処方したり塗り薬を処方したり、症状が重い場合は薬浴などの治療を行います。ヨークシャーテリアは体の免疫力が低下すると真菌が増殖しやすくなるため、十分な睡眠・休息などが必要になります。過度なストレスを与えないようにお留守番が長い時は後で遊んであげたり声がけをしてあげると良いでしょう。
ヨークシャーテリアは7?8年を過ぎると病気にかかりやすくなるので定期的に健康診断・検査・検診などを受けさせることが大切です。ヨークシャーテリアはシングルコートなので寒さに弱いため寒い時期はエアコンなどで空調を整えたり、毛布やブランケット・電気毛布などを使用しましょう。散歩から帰ってきたら新鮮な水をたっぷりと飲ませたり、ケージなどで休ませてあげることが大切です。
まとめ
ヨークシャーテリアは黒い宝石のような瞳・小さな体・ストレートの美しい被毛が特徴でとても愛らしい外見をしており、世界中で人気があります。無駄吠えが少ないのでマンションなどでも飼いやすく、小さいですが気が強く自立心が強いのでお留守番が得意です。
ヨークシャーテリア飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 被毛タイプ | シングルコート・直毛。寒さに弱い |
| 散歩 | 1日2回程度が目安 |
| 平均寿命 | 15年前後 |
| 注意すべき疾患 | 尿石症・皮膚真菌症・皮膚疾患 |
| 健康診断の目安 | 7歳以降は特に定期的な検診を推奨 |
ヨークシャーテリアは皮膚疾患・尿石症などの泌尿器系の病気にかかりやすいため、栄養バランスの良い食事を心がけたりたっぷりと水を飲ませるなどの飼い方が基本です。ブラッシングやシャンプーなどで皮膚を清潔に保つことで皮膚疾患を予防できます。皮膚真菌症は人間や他の犬に感染するので皮膚に円形の脱毛が見られたり皮膚の痒み・赤みなどがないか確認しましょう。生後7年以上を過ぎると病気にかかりやすくなるため体の免疫力を高める生活をさせてあげましょう。
ご覧いただきありがとうございました。