チャウチャウ犬の性格と飼い方育て方を詳しく解説

チャウチャウ犬の性格と飼い方育て方を詳しく解説


 

第一章 警戒心が強くマイペースな性質をしています

 

チャウチャウは中国原産の犬種ですが、丸く押しつぶしたような愛嬌のある鼻、しかめっ面のような表情、黒紫色の舌、ふわふわした被毛、巻き尾などが特徴でくまのぬいぐるみのような愛らしい外見をしています。

 

ライオンのような美しい被毛を持っており、とても愛嬌がありますが、見た目とは違って警戒心が強く、頑固な性質を持っているため、犬を飼うのは初心者の人には向いていない犬種です。
非常に頭が良い犬種ですが、冷静沈着でマイペースな性格をしているので、他の犬種のように懐いてこないことがあります。

 

チャウチャウは忠誠心がある犬種なので、きちんと躾やトレーニングをすることで、従順になり育てやすくなります。

 

チャウチャウは初めて会う人、犬などには警戒心が強いので、攻撃をしたり、威嚇をするのを避けるために生後2か月ぐらいの幼児期から、社会性を身に付けさせることが大事です。

 

ブリーダーにチャウチャウの性質に合った、飼い方を教えてもらいましょう。

 

動物病院で定期的に検診や診察を受けたり、ペットホテルに預けたり、ドッグトレーナーの指導を受けることで、飼い主が留守の時でも、ペットシッターやペットホテルのスタッフに預けやすくなります。

 

チャウチャウは体重が18sから27s前後と大きいので、近くで見ると迫力満点です。

 

日本ではなじみが少ない犬種なので、ペットショップで扱っていることが少ないため、ブリーダーを通して購入すると良いでしょう。

 

信頼できるブリーダーの元で育った子犬は、健康管理、体調管理を徹底しているので、健康な子犬を選ぶことができます。

 

チャウチャウはホワイト、レッド、ブラウン、アプリコット、ブラックなどの毛色があり、ふわふわした被毛が特徴です。

 

チャウチャウは被毛が多いので、毛玉を防ぐためにこまめにブラッシングをしてあげましょう。

 

 

第二章 体温調節がしにくいので暑さに弱いです

 

チャウチャウは古くから、そり犬、番犬としての役割をしていたので、被毛が多いのが特徴になっており、寒さには強い傾向があります。

 

犬は人間とは違って汗が出る汗腺がほとんどなく、汗をかいて体温を下げることができません。

 

チャウチャウはダブルコートが多いので、暑さには弱い傾向があるため、初夏から真夏に掛けての時期は熱中症対策をしましょう。

 

チャウチャウの飼い方は、暑さ、寒さ対策をきちんとしておくことが大事です。

 

暑い時期は散歩の時間を短くしたり、涼しい時間帯を選んだり、日陰になる場所を選んで散歩をさせることが大事です。

 

散歩中にハアハアと息が荒くなった時は、涼しい場所に移動をして休憩をさせて、ペットボトルの水を掛けてあげると良いでしょう。

 

熱中症が疑われる場合は、軽度の場合でもその日のうちに動物病院を受診して、内服薬を処方してもらったり、必要な場合は注射や点滴をしてもらうことが大事です。

 

チャウチャウは体が大きいですが、暑さに弱い犬種なので室内飼いをするのが基本です。

 

東向き、南向き、西日の入る部屋などの暑い部屋は、ゲージを置かないようにしたり、部屋が少ない場合はよしずを付けたり、遮光性の高いカーテンで強い日差しを避ける必要があります。

 

エアコンの温度や湿度を一定に保ち、新鮮な水をたっぷりと飲ませてあげると良いでしょう。

 

チャウチャウは体が大きいですが、他の犬種に比べると運動量があまり多くなくても問題はありません。

 

チャウチャウは顔の形状から、涙が出やすかったり、白内障、緑内障などの眼の病気に罹りやすい傾向があります。

 

眼の病気が疑われる時は、早めに動物病院で診察や検査、治療を受けることが大事です。

 

眼の病気は初期段階の場合は、点眼だけなので続けてあげると良いでしょう。

 

涙が出やすいので、ペット用シート、ウェットティッシュなどで優しく拭いてあげることが大事です。

 


 

第三章 チャウチャウ犬の平均寿命は9年から15年前後です

 

チャウチャウ犬は7歳を過ぎるとシニアの年代に入るため、がんや心臓病、慢性腎不全などの病気に罹りやすくなります。

 

平均寿命は9年から15年ぐらいなので、他の犬種に比べるとやや短いですが、健康管理、体調管理をきちんと行うことで飼い方次第では長生きできます。

 

がんは早期発見、治療ができると体に負担が少なく、費用を抑えた治療ができるため、定期的に検診を受けることが大事です。

 

ブラッシングをしたり、体に触れる時などはしこりなどがないか、確認をする習慣を付けましょう。

 

チャウチャウはふわふわしたきれいな被毛が魅力ですが、皮膚疾患に罹りやすいため、皮膚の赤み、痒み、湿疹、脱毛などの異常がないか、こまめにチェックをしてあげることが大事です。

 

皮膚疾患は目で確認ができるため、早期発見がしやすいため、早めに内服薬、外用薬などを処方してもらいましょう。

 

春から初夏、真夏にかけての時期は、マダニ、ノミなどの寄生虫が発生しやすいので、散歩に連れていく機会が多い場合は、動物病院のノミ、マダニ駆除剤を処方してもらいましょう。

 

首のうしろの肩甲骨周辺に付けるスポットタイプ、おやつのような形状のチュアブルタイプなどがあります。

 

チャウチャウは食欲が旺盛でおやつが好きなので、チュアブルタイプの駆除剤を使用すると良いでしょう。

 

ノミ、マダニが発生すると強い痒み、アトピー性皮膚炎、脱毛などの原因になってしまいます。

 

体をよく掻いている場合は、まずは皮膚の状態を確認しましょう。

 

こまめにブラッシングをしたり、定期的にシャンプーをすることが大事です。

 

 

第四章 チャウチャウのドッグフードの選び方

 

チャウチャウの健康を維持するためには、栄養バランスが良く、消化吸収の良いドッグフードを選ぶ必要があります。

 

筋肉や内臓、被毛を作るために、チキンや牛肉などの良質なタンパク質は欠かすことができません。

 

ドライフードを選ぶ時は栄養バランスが良く、高タンパク、低脂肪の総合栄養食を与えてあげると良いでしょう。

 

夏ばてなどで食欲不振気味の時は、水分量の多いウェットフード、半生タイプのドッグフードを与えて上げることが大事です。

 

ウェットフード、半生タイプは香りが良く、嗜好性に優れているので食欲がない時でも食べやすくなります。

 

去勢、避妊後はホルモンバランスが崩れやすくなり、太りやすくなるので体重管理をきちんとしてあげることが大事です。

 

肥満気味になると心臓病やがんなどの病気のリスクが上がるので、去勢、避妊後向けのドッグフードを選びましょう。

 

1日に決められた量を与えてあげたり、フードに飽きている時はトッピング用のふりかけを掛けると食べやすくなります。

 

チャウチャウは顎や歯が発達しているので、若い犬の場合は固めで粒の大きいドッグフードでも問題はありません。

 

健康を維持して病気を予防するためには、信頼できる会社のドッグフードを選んで購入することが大事です。

 

アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持っている場合は、小麦や大麦、とうもろこしなどの穀類を使用していない、グレインフリーのドッグフードを選んであげると良いでしょう。

 

ドッグフードはペットショップ、動物病院、インターネット通販などで購入できます。

 

チャウチャウを長生きさせてあげるためには、ドッグフード選びは大変重要です。

 

獣医師やブリーダーに、チャウチャウの飼い方、フードの選び方のアドバイスを受けておくと安心です。

 


 

チャウチャウの飼い方育て方まとめ

 

チャウチャウはしかめっ面のような表情、ライオンのような見た目、ふわふわした美しい被毛が特徴で愛らしい犬種です。

 

頑固でマイペースな性格を持っているため、初心者向けの犬種ではないですが、生後2か月ぐらいから社会性を付けることで、忠誠心が強くなり、育てやすくなります。

 

チャウチャウの飼い方を知っておくことで、健康を維持して長生きさせることができます。

 

チャウチャウの食事の与え方、健康管理の方法、罹りやすい病気などを記載しました。

 

参考にして頂けると幸いです。

 

ご購読ありがとうございました。

 

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