ウェルシュコーギーの性格と飼い方育て方を詳しく解説

ウェルシュコーギーの性格と飼い方育て方を詳しく解説


 

第一章 ウェルシュコーギーは牧畜犬として飼われており、活発で運動が好きです

 

ウェルシュコーギーは体重が10sから13kg前後の中型犬で、愛らしい大きな瞳、長い背中と短い足、骨太の体格が特徴です。

 

チャームポイントの短い尾が特徴で、脚口、前胸、頭の部分に白斑がある個体が多いですが、白斑がない犬もいます。

 

ウェルシュコーギーはイギリスでは、古くから牧畜犬として飼われていた歴史があり、活発で運動をするのが好きです。

 

牧畜犬として飼われていたので、飼い主さんへの忠誠心が強く、頭が良くて好奇心が強く明るい性質を持っています。

 

ウェルシュコーギーは非常に頭が良く、学習能力が高いので生後2か月ぐらいから躾やトレーニングをすることで、従順で素直な性格になりとても飼いやすくなります。

 

頭が良いので甘やかしてしまうと、噛み癖や吠え癖などの問題行動が見られるようになります。

 

噛み癖や吠え癖で悩んでいる場合は、動物病院の犬のしつけ教室に通うことでプロのトレーナーから指導が受けられます。

 

幼児期から動物病院に連れて行ったり、運動が好きなのでドッグランに連れていき、他の人や犬に慣れさせておくと良いでしょう。

 

活発で運動が好きなので1日に30分ぐらいは、屋外で運動をさせることが大事ですが、雨天などで外出をできない時は、犬専用のウォーキングマシン、おもちゃなどで運動をさせてあげるのがお勧めです。

 

胴長短足で愛らしい顔立ち、厚いダブルコートの美しい被毛が特徴で、とても可愛らしい外見をしています。

 

ウェルシュコーギーはイギリス原産の犬種ですが、日本でも高い人気があります。

 

負けず嫌いな性質をしており、気の強い面もあるため、初心者は飼い方を指導してもらいましょう。

 

 

第二章 ウェルシュコーギーはブラッシングは重要です

 

ウェルシュコーギーは、まっすぐな直毛でアンダーコートの被毛をしていますが、密に詰まっているのでブラッシングは欠かせません。

 

毛色はレッドかセーブル、フォーン、ブラックアンドタンなどの単色が特徴です。

 

厚いダブルコートなので短毛でも、1日に1回はブラッシングをする必要があります。

 

飼い方は皮膚を清潔に保つのがポイントです。

 

ブラッシングをすることで抜け毛を取り除いたり、フケを取り除いたり、毛艶が良くなり美しい艶、光沢のある被毛を維持できます。

 

フケが多い時は皮膚疾患の可能性があるため、皮膚に赤み、湿疹などがないかチェックしてあげましょう。

 

ウェルシュコーギーは皮膚を清潔に保つために、定期的なシャンプーは欠かすことができません。

 

犬専用の低刺激で皮膚に負担の少ないシャンプー剤を使って、優しく丁寧にシャンプーをしてあげると良いでしょう。

 

シャンプーをすることで皮膚を清潔に保ち、皮膚疾患を予防したり、フケや痒みを改善することができます。

 

春先から初夏、夏にかけての時期は、ノミ、マダニなどが活動期に入るため、外に散歩に連れていっている場合はノミ、マダニ駆除をしなければなりません。

 

動物病院ではチュアブルタイプ、スポットタイプなどのノミ、マダニ駆除剤を処方しています。

 

チュアブルタイプはおやつのような感覚で、食べることができるため、スポットタイプは嫌がるワンちゃんにお勧めしたいです。

 

ウェルシュコーギーは、ブラッシングをすることで皮膚に疾患を発見できたり、飼い主さんとスキンシップが取れます。

 

アレルギー体質の場合は、小麦や大麦などのグレインを含んでいるドッグフードを与えるとアトピー性皮膚炎の原因になってしまいます。

 

アトピー性皮膚炎が診断されたら、アレルゲンになっている食品は与えないことが大事です。

 


 

第三章 ウェルシュコーギーの罹りやすい病気を知っておこう

 

ウェルシュコーギーは、胴長短足で筋肉質の体格をしていますが、肥満気味になると関節や下半身に負担が掛かってしまい、変形性脊髄症などの病気に罹ることがあります。

 

変形性脊髄症はふらつきや背中の痛みなどが見られる病気ですが、太ると罹りやすいので適正体重を維持する努力が必要です。

 

ウェルシュコーギーは食欲旺盛で、やや太りやすい体質なので成犬になると、低カロリー、高タンパク質、低脂肪のドッグフード、ウェットフード、セミモイストタイプなどのフードを与えてあげると良いでしょう。

 

高品質で上質な肉類、魚類などを使用したタンパク質中心で、小麦や大麦などのグレインの含有量が少ない総合栄養食を与えて上げることが大事です。

 

ウェルシュコーギーは体格の特徴で、脊髄や腰に負担が掛かりやすく椎間板ヘルニアに罹りやすい傾向があります。

 

椎間板ヘルニアは背中や腰の痛み、歩行困難などの症状が見られることもあるので、ふらつきが見られたり、歩く動作に変化が見られると病気を疑う必要があります。

 

椎間板ヘルニアは初期段階の場合は内服薬を処方しますが、症状が悪化すると外科手術が必要になることがあります。

 

変性性脊髄症、椎間板ヘルニアなどの病気に罹りやすいので、普段から姿勢が悪くないか、痛がっている部位などはないか確認をしましょう。

 

肥満気味になると腰や脊髄に負担が掛かってしまうので、標準体重を維持するために運動は必要です。

 

ウェルシュコーギーは牧畜犬としての歴史があるため、涼しい時間帯に長めの散歩をしたり、ドッグランなどで遊ばせてあげると良いでしょう。

 

体を動かすことでストレスを解消できます。

 

病気を予防するための飼い方、食事などを知っておくことが大事です。

 

 

第四章 ウェルシュコーギーは初心者には飼いにくい犬種です

 

ウェルシュコーギーは、負けず嫌いで気が強い面を持っており、警戒心が強く飼い主以外にはあまり懐かない傾向があります。

 

可愛らしい外見、顔立ちをしているので人気のある犬種ですが、犬を初めて飼う人にはやや飼いにくさを感じることが多いです。

 

犬を飼った経験のある人は、基本的なしつけやトレーニングをしたり、犬の性質に合った飼い方ができます。

 

過去に犬を飼った経験のある人は、頭が良く学習能力が高い犬種なので、きちんとしつけをすることで飼いやすくなり、大切なパートナーになれます。

 

ウェルシュコーギーの飼い方は、食欲旺盛なので運動不足気味になると肥満になりやすいため、屋外などでしっかりと運動をさせましょう。

 

悪天候で外出ができない時はウォーキングマシン、おもちゃなどを使って遊んであげるなどの工夫が大切です。

 

ウェルシュコーギーは体質的に膵炎に罹りやすい傾向があるため、嘔吐や下痢、軟便などの症状が見られたら、早めに動物病院で検査や診察を受けましょう。

 

初期段階で治療が受けられると、内服薬で経過観察をします。

 

症状が重い時は注射や点滴をしたり、入院が必要になることがあります。

 

ウェルシュコーギーは、非常に頭が良いため、基本的な芸などはすぐに覚えるので、ハウスをしつけておくと良いでしょう。

 

ハウスをしつけておくことで、ゲージで眠るようになりお世話がしやすくなります。

 


 

ウェルシュコーギーの飼い方まとめ

 

ウェルシュコーギーは胴長で短足、筋肉質のがっちりした体、大きな黒い瞳、短い毛などが特徴の愛らしい外見をしています。

 

イギリスでは牧畜犬として飼われた歴史があり、運動が好きで活発、明るく好奇心旺盛な性格をしています。

 

その反面負けず嫌いで気の強い面があるため、初心者にはやや飼いにくい犬種です。

 

ウェルシュコーギーは頭が良く、学習能力が高いので生後2か月ぐらいから、しつけやトレーニングをすることで飼いやすくなります。

 

椎間板ヘルニア、変性性脊髄症などの病気に罹りやすいため、肥満を予防することが大事です。

 

肥満気味になるとふらついたり、歩行困難などの病気の兆候が出やすくなるので、適正体重を保つ努力が必要です。

 

1日に30分以上は散歩をさせてあげたり、ドッグランなどで遊んであげるのがお勧めです。

 

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