グレートピレニーズの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|股関節形成不全・骨肉腫・膝蓋骨脱臼など注意すべき病気まで
グレートピレニーズはフランス原産の大型犬ですが、ストレートのダブルコートの美しい白い被毛・黒い瞳・黒い鼻・やや下向きの口もとなどが愛らしい犬種です。がっちりとした体格・どっしりとした堂々とした迫力満点の体ですがおおらかで明るい性格が特徴です。フランスでは古くから羊の群れを狼から守る牧羊犬として飼われていたので独立心が強く頭が良いのが特徴です。平均寿命は12?14年前後です。この記事ではグレートピレニーズの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
グレートピレニーズの性格と基本的な特徴
体が大きく力が強いので犬を飼ったことがない方には難しい犬種ですが体力のある方・腕力のある方・犬を飼った経験の多い方などに向いている犬種です。グレートピレニーズは体が大きいため他人や他の愛犬に危害を与えないためには生後2ヶ月頃からしつけやトレーニングが大切です。動物病院の獣医師・動物看護師・ドッグトレーナーのアドバイスを受けることで正しい飼い方を学ぶことができます。大型犬は飼い主と主従関係を作ることで忠誠心が強くなり噛み癖や吠え癖などの問題行動を減らすことが可能です。
グレートピレニーズの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原産国 | フランス(牧羊犬としての長い歴史がある) |
| 体重 | 45?60kg前後(大型犬) |
| 被毛タイプ | ストレートのダブルコート(白)。トリミング不要・1日2回のブラッシングが必要 |
| 性格 | おおらかで優しく穏やか・活発・独立心が強い・頭が良い |
| 平均寿命 | 12?14年前後 |
| 向いている飼い主 | 大型犬・犬の飼育経験がある方。初心者には不向き |
グレートピレニーズの飼い方は牧羊犬としての歴史があるため運動が好きで活発なので運動が必要になります。1日2回程度屋外に連れていき30分程度の散歩をしたり雨の日などは室内で犬用ルームランナーなどで運動をさせましょう。グレートピレニーズは太りやすい傾向があるため適度な運動をすることで適正体重を維持できます。

グレートピレニーズの被毛のケアと日常管理
グレートピレニーズは白いダブルコートの被毛を持っており密に詰まっているため1日2回程度のブラッシングは必要です。犬専用のブラシを使用して優しく丁寧にブラッシングをすることで抜け毛を取り除いたり血流を促進して艶や光沢のある被毛になれます。グレートピレニーズはトリミングは必要ないですが抜け毛が出やすいのでブラッシングは欠かせません。体臭が強くなってきたり被毛に汚れやフケが付いている場合はシャンプーをすることで皮膚を清潔に保つことができます。
皮膚疾患にかかりやすい犬種なので外に散歩に行く機会が多い場合はノミ・マダニ駆除をしておきましょう。グレートピレニーズは体が大きいためスポットタイプよりもチュアブルタイプの駆除剤のほうが効果的です。スポットタイプを嫌がる場合はチュアブルタイプを選んであげるとおやつのような感覚で与えることができます。ブラッシングをすることでグレートピレニーズ特有の優雅さを維持することができます。
グレートピレニーズがかかりやすい病気
グレートピレニーズがかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| 股関節形成不全 | 遺伝・激しい運動・肥満などが原因。脚をかばう・歩き方・座り方がおかしい | 軽症は鎮痛剤・抗炎症剤で経過観察。悪化すると外科手術が必要 |
| 骨肉腫(骨の悪性腫瘍) | 進行が速い。脚を痛がる・歩き方がおかしい | 患部の脚を切断後に放射線治療・抗がん剤治療。早期発見が重要 |
| 膝蓋骨脱臼 | 膝のお皿が本来の位置からずれている状態。放置すると歩行困難になる | 外科手術で膝のお皿を元の位置に戻す |
グレートピレニーズは運動が好きで活発な性質を持っており大きな体格が魅力ですが肥満気味になると関節に負担がかかりやすく関節炎などの病気にかかりやすい傾向があります。歩き方がおかしい・脚を痛がる場合は早めに動物病院に連れていきましょう。グレートピレニーズは肥満になるとこれらの病気にかかりやすくなるため適正体重を保つための努力が必要です。フードを選ぶ時はビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質などのバランスが良い総合栄養食を与えてあげましょう。

グレートピレニーズのフードの与え方・選び方
グレートピレニーズは体重の2.5%程度の量が必要ですが他の大型犬に比べると代謝が低く多くの量は必要ないのが特徴です。良質なタンパク質が豊富に含まれており低糖質・低脂肪・ビタミン・ミネラル成分のバランスが良いフードがおすすめです。総合栄養食のドライフードは欠かせませんが食欲不振気味の時・水分を補いたい時はウェットフード・セミモイストタイプなどのフードを与えてあげると良いでしょう。グレートピレニーズは肥満気味になると生活習慣病のリスクが上がりますし骨肉腫などの悪性腫瘍にかかりやすくなります。健康で長生きさせるためには1日2回程度決められた分量のフードを与えてあげましょう。
小麦や大麦・とうもろこしなどの穀類は消化吸収が良くないのでアレルギー疾患などの原因になりやすいです。なるべくグレインの含有量が少ないフードを選びましょう。グレートピレニーズは大型犬なので介護費用なども計画的に貯めておくことも大切です。
まとめ
グレートピレニーズは体重が45?60kgと大型の犬種ですが優しくて穏やかな性質を持っているためきちんとしつけやトレーニングを行い主従関係を作ることで忠誠心が強く従順な性格になります。黒い瞳・黒い鼻・白いダブルコートの被毛が特徴で子犬の時期はコロコロしているので白くまの子供のような可愛らしさが特徴です。大型犬なので初心者には飼うのが難しい犬種ですが犬を飼った経験のある方・大型犬を飼った経験のある方に向いています。
グレートピレニーズ飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 45?60kg前後(大型犬) |
| 散歩・運動 | 1日2回・1回30分程度が目安。ドッグランで遊ばせるのもおすすめ |
| 被毛ケア | 1日2回のブラッシング・月1回程度のシャンプー。トリミング不要 |
| 注意すべき疾患 | 股関節形成不全・骨肉腫・膝蓋骨脱臼・関節炎 |
| 平均寿命 | 12?14年前後 |
| 向いている飼い主 | 大型犬・犬の飼育経験がある方。初心者には不向き |
グレートピレニーズの飼い方・食事の与え方・かかりやすい病気などを参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。