フレンチブルドッグの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|アメリカタイプとヨーロッパタイプの違い・しつけ・健康管理まで
フレンチブルドッグは、闘犬のブルドッグやマスティフに、温厚な気質を持っているパグ、明るい性格の小型テリアを交配させた犬種です。こうもりのようなピンと立った耳・大きな丸い瞳・低い鼻が特徴で、ぶさかわの愛くるしい顔立ちと愛嬌のある表情が魅力です。人懐こく明るく好奇心が強い性格で、室内飼いにも向いている人気犬種です。この記事ではフレンチブルドッグの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
フレンチブルドッグの性格と外見の特徴
フレンチブルドッグにはアメリカタイプとヨーロッパタイプの2種類があり、性格の特徴に大きな違いはないですが外見はやや異なります。
アメリカタイプとヨーロッパタイプの違い
| タイプ | 外見の特徴 | 性格の傾向 |
|---|---|---|
| アメリカタイプ | 丸い体・大きな頭と瞳の可愛らしい外見 | 元気で明るく活発、人懐こい |
| ヨーロッパタイプ | 全体に筋肉質でシャープ。祖先のブルドッグのような四角い輪郭 | 冷静で落ち着いており、無駄吠えしにくい傾向 |
フレンチブルドッグは人懐こくて明るく好奇心が強く活発な性格が魅力ですが、気に入らないことがあると不機嫌になったり攻撃的になりやすい一面もあります。それほど攻撃性が強い性質ではないので、子犬の時期からしつけをしたりトレーニングを受けることで飼いやすくなります。アイコンタクトをしたり身振り手振りなどでトレーニングをすることで、年齢を重ねても飼いやすくなります。フレンチブルドッグは他の犬種と比べると無駄吠えが少ないので室内で飼いやすく、マンションなどの集合住宅でも幅広い年代に人気があります。

体型・抜け毛・日常ケア
フレンチブルドッグは中型犬の分類になるので多少の個体差はありますが体重は13?15kg前後です。やや太りやすい体質なので散歩などの運動は欠かせません。1日2回・1回30分程度の散歩をすると運動不足を解消できますが、暑い時期は熱中症のリスクがあるので、なるべく涼しい時間帯を選んだり散歩の時間を短くするなどの工夫が必要です。
総合栄養食のフードを与えますが、タンパク質の含有量が多くグレインの含有量が少ないフードがおすすめです。ご褒美におやつを与えても良いですが、太りやすいのであげすぎないようにしましょう。
フレンチブルドッグは抜け毛の量が多いので毎日のブラッシングは欠かせません。犬専用の安全性の高いブラシを使って丁寧に抜け毛を取り除いてあげることで室内が汚れるのを防ぐことができます。また他の犬種と比べるとやや体臭が強いのでペット用シートで顔を拭いてあげたり定期的に犬用シャンプーで体を清潔に保つようにしましょう。毎日ブラッシングをすることで皮膚病などの疾患を早期発見することもできます。
散歩に連れていくことが多いのでノミやダニなどの寄生虫の駆除も欠かせません。動物病院ではスポットタイプ・チュアブルタイプなどのノミ・マダニ駆除剤などを処方してもらえます。フレンチブルドッグは股関節の疾患にかかりやすい傾向があるので床の素材は傷がつきにくく滑りにくい素材を選ぶと良いでしょう。転倒による怪我を未然に防ぐためにカーペットなどを敷いてあげることも大切です。
フレンチブルドッグのしつけと育て方アドバイス
フレンチブルドッグは明るく人懐こい性質を持っており、活発で甘えん坊な可愛らしい性格をしています。室内で育てるのに適している犬種ですが基本的なしつけやトレーニングをしておくことが大切です。生後2ヶ月頃から社会性を付けるためにドッグランに連れていったり動物病院やペットホテルなどのスタッフに慣れさせておく必要があります。
噛み癖・無駄吠えを防ぐためには、噛まれた時は痛いと叫んでその場を離れることで「かまってもらえない」と学習します。反応をしてしまうとかまってもらえたと喜ぶので、かまわずその場を離れるのがポイントです。無駄吠えがなかなか改善しない場合は動物病院のしつけ教室に通うことで改善することができます。獣医師やドッグトレーナー・動物看護師のアドバイスを受けることで、マテ・ハウス・お座りなどの基本的な芸を覚えます。
フレンチブルドッグは短頭種なので呼吸がしにくく体温調節が苦手で、暑さ・寒さに弱い傾向があります。エアコンなどで室内の温度・湿度を調整する必要があり、部屋の温度は20?23度・湿度は40?60%に保つことが大切です。夏場は熱中症を予防するためにエアコンで空調を整えたり散歩の時は涼感・冷感素材のペット服を着せることが大切です。水が入ったペットボトルなどを持参して、息が荒い時は涼しい場所に移動して冷やしてあげましょう。寒い時期は保温性の高いペット服を着せたり毛布などの防寒グッズを揃えておく必要があります。

フレンチブルドッグの子犬を育てる時のアドバイス
ペットショップでフレンチブルドッグの子犬を購入して自宅に迎え入れる前に必要なものを準備しておきましょう。ケージやサークル・寝床・トイレシート・トイレ・食器・給水器・子犬用フード・ミルク・ウェットフードなどを用意します。子犬は新しい環境では不安・恐怖などを感じているので迎え入れた当日はケージやサークルに入れてあげると落ち着きます。慣れてきたらリビングなどの部屋に連れてきて遊ばせてあげたり、そわそわしだしたらトイレに連れていってあげましょう。
フレンチブルドッグの子犬は成犬と比べると体の免疫力が低いためワクチン接種を受けておくことが大切です。子犬のお手入れをするために爪切り・シャンプーやリンス・おもちゃ・首輪・ハーネス・リードなどを購入しましょう。
フレンチブルドッグは明るく社交的な性格なので小さい子供とよく遊びますが、赤ちゃんのいるご家庭は注意が必要です。赤ちゃんが来ると嫉妬をしてしまい赤ちゃんを傷つけてしまう可能性があります。ある程度大きくなるまでは赤ちゃんの部屋には愛犬を入れないようにしましょう。フレンチブルドッグの子犬は皮膚病・下痢・軟便などの病気にかかりやすいので便の状態・皮膚のチェックを欠かさないことが大切です。
オスとメスの性格の違い
| 性別 | 性格の傾向 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| オス | 甘えん坊で明るく活発 | 元気いっぱいの愛犬が欲しい方 |
| メス | 精神年齢が高く優しい。無駄吠えが少ない | マンションなどの集合住宅で飼育する方 |
まとめ
フレンチブルドッグはこうもりの羽のような耳・大きな丸い瞳・低い鼻が特徴で、代表的なぶさかわ犬として人気があります。短頭種なので呼吸がしにくく体温調節がしにくいため体調管理のために室内飼いをするのが基本です。暑さ・寒さにも弱い傾向があるのでエアコンで空調を整えたりペット服などで体温調節をしてあげましょう。
フレンチブルドッグ飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 13?15kg前後(中型犬) |
| 飼育環境 | 室内飼い推奨。温度20?23度・湿度40?60% |
| 運動量 | 1日2回・1回30分程度の散歩 |
| ブラッシング | 毎日必須(抜け毛多め) |
| 注意すべき疾患 | 股関節疾患・皮膚病・熱中症 |
| しつけ開始時期 | 生後2ヶ月頃から |
フレンチブルドッグは人懐こく明るい性格をしており活発で遊びが好きですが、気に入らないことがあると不機嫌になったり攻撃的になることもあるので、しつけやトレーニングをする必要があります。獣医師やドッグトレーナー・動物看護師のアドバイスを受けることで社会性が身に付いて飼いやすくなります。フレンチブルドッグは愛情をかけて育てることで、安らぎや癒しを与えてくれる存在になります。
ご覧いただきありがとうございました。