紀州犬の性格と飼い方・育て方を詳しく解説|歯周病・アトピー性皮膚炎・生活習慣病など注意すべき病気まで
紀州犬は子犬の時期はずんぐりしておりコロコロしていますが成長と共に筋肉質になり均整の取れたスリムな体型になります。三角形のややつり上がった瞳・立ち耳・くるんと巻いた尾が特徴で美しい外見をしています。紀州犬は代表的な日本犬で体重が15?20kgと力が強いため体力のある方が散歩に連れていくのが理想的です。飼い主や家族など特定の人には従順で忠誠心が強いですが日本犬特有の警戒心の強さがあるため見知らぬ人や犬などには威嚇をすることがあります。この記事では紀州犬の性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
紀州犬の性格と基本的な特徴
散歩中の無駄吠えや他の人や犬への飛びつきなどの問題行動を防ぐために紀州犬の飼い方は生後2ヶ月頃からしつけ・トレーニングは欠かせません。警戒心が強く力が強いので初心者には飼うのに向いていないため日本犬や犬を飼った経験の長い方が適しています。動物病院の獣医師・ドッグトレーナーなどにしつけやトレーニングをしてもらうことで忠誠心が強くなり飼いやすくなります。紀州犬は活発で運動が好きなので1日1時間程度の散歩が必要なため散歩の時間が取れる方が飼い主に向いています。頭が良く好奇心が強い性質を持っているのでよく運動をさせてあげたりおもちゃで遊んであげることでストレスを解消します。
紀州犬の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 15?20kg前後(中型犬) |
| 被毛タイプ | 短毛のダブルコート。換毛期は抜け毛が増える。トリミング不要 |
| 毛色 | 白(現在の主流)・赤・胡麻など |
| 性格 | 活発で運動好き・忠誠心が強い・日本犬特有の警戒心強め |
| 向いている飼い主 | 犬・日本犬の飼育経験がある方。初心者には不向き |

紀州犬の被毛のケアと日常管理
紀州犬は短毛なので普段はボディシートなどで体の汚れを拭くだけで良く毛が短いので毛玉になりにくいです。比較的お手入れがしやすい犬種ですがアンダーコートが密集しているダブルコートなので毛量が多く換毛期は抜け毛が増えてきます。1日1回程度ブラッシングをして抜け毛を取ってあげたりスキンシップを取ってあげると良いでしょう。紀州犬はアレルギー性の皮膚疾患にかかりやすいのでブラッシングをする時は皮膚の赤み・脱毛・湿疹などがないかチェックをすることが大切です。脱毛や皮膚の赤みがある場合は早めに動物病院で診察・検査を受ける必要があります。
定期的にシャンプーをすることで皮膚や被毛を清潔に保てるため皮膚疾患の予防になります。紀州犬は運動が好きなので散歩に行く必要がありますが初夏から真夏の時期はノミ・マダニが活動期に入るので駆除は欠かせません。皮膚疾患にかかりやすいのでアレルギーを予防するためにグレインフリー・グレイン少なめのフードを選ぶと良いでしょう。紀州犬はブラッシング・シャンプーなどのお手入れがしやすく長毛種とは違ってトリミングの必要がありません。
紀州犬のフードの与え方・選び方
紀州犬は筋肉質の引き締まった体・俊敏な動き・美しい被毛などが特徴ですが健康を維持したり美しい被毛や皮膚を保つためのフードの選び方は大変重要です。良質な牛肉・鶏肉・馬肉・魚などを使用したタンパク質が多めで脂質や炭水化物が控えめ・ビタミンやミネラルを配合している総合栄養食がおすすめです。成犬の場合は1日2回程度の食事で十分です。手作りご飯中心だと栄養が不足しやすいのでサプリメントを服用させたり市販のフード・ウェットフードなども与えることが大切です。
高齢になると食べる量・運動量が減少してきますが良質なタンパク質・ビタミンなどは欠かせません。高齢の場合は粒が小さめのフード・セミモイストタイプなどを与えてあげると食べやすくなります。食欲不振気味の時はトッピング用のフードをかけてあげたり嗜好性の高いウェットフードを適量与えることが大切です。病気を予防するためには適正体重を守る必要があるので肥満気味の場合はダイエットが必要になります。

紀州犬がかかりやすい病気
紀州犬がかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| 歯周病・虫歯・歯の摩耗 | フードを食べる時に痛がる・口臭が強い・歯茎が赤く腫れる | 子犬の時期から歯磨きを習慣化。進行した場合は全身麻酔での抜歯 |
| アトピー性皮膚炎・皮膚疾患 | 脱毛・皮膚の赤み・体を頻繁に掻く | グレインフリーのフードへの切り替え。アレルゲンとなる食品を与えない |
| 糖尿病・慢性腎不全・膀胱炎(加齢に伴う生活習慣病) | 加齢と共にかかりやすくなる。肥満がリスクを高める | 適正体重の維持・定期的な健康診断・血液検査 |
紀州犬は皮膚疾患にかかりやすいので脱毛や皮膚の赤み・よく体を掻いているなどの変化が見られたら早めに動物病院で診てもらいましょう。アトピー性皮膚炎は食べ物のアレルギーなどで起こることが多いためグレインフリーのフードに切り替えることが大切です。アレルギー性の皮膚炎は完治が難しいですがアレルギーの原因になる食品を与えないようにしたり皮膚を清潔に保つことで改善することが多くなります。ストレスを軽減するためによく遊んであげたり十分な睡眠・休息を取らせてあげると良いでしょう。紀州犬は肥満気味になると生活習慣病にかかりやすくなるので適正体重を維持する努力が必要です。
まとめ
紀州犬は三角形のややつり上がった瞳・くるんと巻いた尾・引き締まった筋肉質のスリムな体・短毛できれいな被毛が特徴です。代表的な中型の日本犬ですが日本犬特有の警戒心の強さがあるので犬を飼った経験が少ない方には飼いにくい犬種です。
紀州犬飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 15?20kg前後(中型犬) |
| 散歩・運動 | 1日1時間程度が目安。活発で運動量が多い |
| 被毛ケア | 1日1回のブラッシング・定期的なシャンプー。トリミング不要 |
| 注意すべき疾患 | 歯周病・アトピー性皮膚炎・糖尿病・慢性腎不全 |
| 毛色 | 白(現在の主流)・赤・胡麻 |
| 向いている飼い主 | 日本犬の飼育経験がある方。体力があり散歩の時間が取れる方 |
犬と主従関係を保てる方・体力があり散歩の時間のある方・日本犬を飼った経験のある方などに向いています。飼い主や家族などの一部の人にはとても従順で忠誠心が強いため大切なパートナーになれることが多いです。参考にしていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。