パピヨンの性格と飼い方・育て方を詳しく解説|進行性網膜萎縮症・膝蓋骨脱臼など注意すべき病気まで
パピヨンは飾り毛に覆われている大きな耳としっぽが特徴で、フランスでは古くから貴族のペットとして愛されてきました。耳が蝶の羽に似ているためフランス語でパピヨンという犬種名になったと言われています。体重は4?6kgの小型犬ですが活発で好奇心が強く運動が好きで体力があるのが特徴です。知能が高く学習能力が高いのでしつけやトレーニングがしやすく初心者でも飼いやすい犬種です。この記事ではパピヨンの性格や飼い方・育て方について詳しく解説します。
この記事の内容
パピヨンの性格と基本的な特徴
チワワと外見が似ていますが四肢が長く体も大きいため小型犬でもある程度の運動量は必要になります。パピヨンはやや警戒心が強いため他の犬や人に慣れていないと無駄吠えなどの問題行動が出やすいです。生後2ヶ月頃から動物病院やドッグランなどに連れていき他の犬や人に慣れさせることで社会性が身に付いて飼いやすくなります。パピヨンはとても賢く忠誠心が強いためきちんとしつけやトレーニングをすることで従順になり飼いやすくなります。無駄吠えや噛み癖などが気になる場合は動物病院の獣医師・動物看護師・ドッグトレーナーなどに相談すると良いでしょう。
パピヨンの基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原産国 | フランス |
| 体重 | 4?6kg(小型犬) |
| 被毛タイプ | シングルコート。光沢のあるロングコートで柔らかいウェーブが特徴 |
| 人気の毛色 | ホワイトアンドブラック・ホワイトアンドブラウン・トライカラー・ホワイトアンドレッド |
| 平均寿命 | 13?15歳前後 |
| 性格 | 活発・好奇心旺盛・賢く忠誠心強め・やや警戒心あり |
パピヨンは運動が好きで活発なのが魅力ですが夏場は熱中症にかかりやすくなるため涼しい時間帯を選んで散歩をさせましょう。体が小さいので骨折などの怪我がしやすいので散歩をさせる時はリードをしっかりと持ち脱走させないことが大切です。ペット服にハーネスを付けることで散歩がしやすくなります。

パピヨンの被毛のケアと日常管理
シングルコートの犬種なので抜け毛は比較的少ないですが、換毛期は毛がよく抜けますし毛質が細いので毛玉ができやすい傾向があります。1日に2回程度優しくブラッシングをしてあげることで抜け毛を取り除いて血流を促進し被毛に艶が出てきます。散歩に行く機会が多いと夏場はノミ・マダニなどの寄生虫が原因で皮膚疾患になってしまうため皮膚に異常がないか確認する習慣を付けましょう。パピヨンは皮膚疾患にかかりやすいため月1回程度シャンプーをすることで皮膚を清潔に保つことができます。
仕事や家事・育児などで忙しい方はペット美容室でシャンプーやヘアカットをしてもらうと良いでしょう。ペット美容室は他の愛犬も多く訪れるのでワクチン接種をしておくと感染症対策になります。自宅できちんとしつけをしておくことでペット美容室に預けやすくなります。
パピヨンのフードの与え方・選び方
他の犬種と同様に良質なタンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質などのバランスが良い総合栄養食を与えることが大切です。パピヨンは小型犬なので咀嚼がしやすいように小粒タイプのドライフードを選んであげたり、子犬の時期は子犬用のドライフードをお湯でふやかして与えるなどの工夫をしましょう。ウェットフード・セミウェットタイプのフードは嗜好性が高く香りが良いのが特徴で水分が多いので食欲が低下している時やドライフードに飽きている時に与えてあげるのがおすすめです。
パピヨンは去勢・避妊後はホルモンバランスが崩れやすくなりオス・メス共に代謝が落ちて太りやすくなります。肥満になると生活習慣病やがんなどの病気のリスクが上がるため体重が増加してきたら去勢・避妊用のフードを与えてあげると良いでしょう。7?8歳を過ぎるとシニアになり病気にかかりやすくなるため病気が診断されたら療養食に切り替えることで寿命を延ばすことができます。夏場は熱中症にかかりやすいため涼感素材のペット服を着せて散歩をさせることが大切です。

パピヨンがかかりやすい病気と対処法
パピヨンがかかりやすい主な病気
| 病気名 | 主な症状・特徴 | 対策・治療 |
|---|---|---|
| 進行性網膜萎縮症 | 遺伝的要因が強い眼病。初期は症状が少なく見落としやすい。暗い場所でぶつかる・夕方の散歩を嫌がる・運動量が減る | 有効な予防法・治療法はなし。室内の段差を少なくし障害物を置かない工夫が必要。悪化すると失明の可能性あり |
| 膝蓋骨脱臼 | 脚が細く脱臼しやすい。足を庇う・痛がる・歩き方がおかしい | 軽度は内服薬で経過観察。歩行困難の場合は外科手術が必要。回復まで数ヶ月かかることがある |
| 熱中症 | 呼吸が荒い・吐き気などの症状が見られる | 室内飼い徹底・涼しい時間帯に散歩。軽度でも動物病院で受診。重症の場合は入院・点滴が必要 |
パピヨンは骨折や脱臼などの怪我をしやすいので散歩に行く時は十分に注意することが大切です。滑りにくいフローリングに変えたりカーペットを敷いてあげることで室内での怪我を防ぐことができます。パピヨンは暑い時期は熱中症にかかりやすいため室内飼いが基本で室内の温度や湿度を一定に保ちブラインドや遮光カーテンなどで強い日差しを避けるなどの対策が必要です。
まとめ
パピヨンの飼い方は暑い時間帯の散歩を避け室内を涼しく保つことで熱中症対策になります。パピヨンは比較的飼いやすい犬種ですがかかりやすい病気を知っておくことが大切です。
パピヨン飼育のポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体重・被毛 | 4?6kg・シングルコートのロングコート |
| 被毛ケア | 1日2回のブラッシング・月1回程度のシャンプー |
| 怪我の予防 | 滑りにくい床材・カーペット設置。ハーネス使用で散歩時の飛び出しを防止 |
| 注意すべき疾患 | 進行性網膜萎縮症・膝蓋骨脱臼・熱中症・皮膚疾患 |
| 平均寿命 | 13?15歳前後 |
| 健康診断の目安 | 7?8歳以降はシニア期。定期的な検診を推奨 |
とても頭が良く学習能力が高いのできちんとしつけ・トレーニングをすることで飼いやすくなります。基本的な飼い方を知っておくことで病気やケガを予防して長生きさせることが可能です。
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